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先日、この小説を読みました。

老後の資金がありません

老後の資金がありません

定年まであと数年の夫婦が娘の派手婚やら夫の父の葬儀やらで貯金がどんどん目減りしていく…。

だって、派手婚500万近く。 葬儀200万近く。

怖いのは、主人公一家がごくごく普通の稼ぎだということ。娘が義実家から辛い仕打ちを受けたら困るという思いから母親は不承不承お金を出す。父親は楽観視しているし、見栄も張りたい。

父親の葬儀は、貧相な葬儀じゃお父さんがかわいそう。と言われて高いのか安いのかはたまた必要なのかすらわからない花代やら何やらにお金を出す。

普段は、大根一本の値段を吟味するのに。

結婚式は、一生に一度のこと(であってほしい)だけれどそれからも生活は続く。

お葬式は、残された家族達の生活だってある。

作中のサツキみたいに、工夫していかに安く心のこもった式にできるような知恵を持っていたい。